ボトックス注射の注意点

ボトックス注射を受けるとき、いくつか気をつけなければならないことがあります。

ボトックス注射をした当日は、顔のシワに対するボトックス注射を受けた場合、

洗顔や洗髪、入浴などが可能となります。

ボトックス注射の場合、メイクも個人差によりますが当日から可能な場合もあります。

けれど肌への負担のことを考えると、できればボトックス注射をした当日は

メイクを控えるようにしたほうが無難です。

マッサージやサウナも肌への負担になります。

そういう意味で当日はやらないほうが無難でしょう。

注入したボトックスが分散してしまう可能性があるからです。

せっかくの美肌効果が台無しになってしまいます。

このボトックス注射の注意点ですが、筋肉にボトックスが作用する

美容療法だということがあげられます。

軽い顔の麻痺や、まぶたが重く感じるなどの副作用が治療後に出る場合も

ありますので気をつけましょう。

たいていの副作用はボトックス注射から2週間程度で回復するといわれています。

この副作用が2週間よりも長く続くようであれば、施術した医師に相談しましょう。

ボトックス注射の効果は永久ではなく、3ヶ月~6ヶ月程度と言われています。

そしてこのボトックス注射の効果を維持するには、継続的に治療を受ける

必要があることも忘れてはいけないことでしょう。

 

ボトックス注射の方法

ボトックス注射の方法を具体的に解説しましょう。

ボトックス注射を行う美容外科クリニックでは、

事前に個別カウンセリングが行われます。

よく美容外科クリニックを見極めて選び、カウンセリングを

事前にしっかりと受けるようにしましょう。

どのようなボトックス注射を受けるのがベストなのか

相談することが大切ですので、自分の気になっている肌の状態や

希望の治療などもしっかりと伝えましょう。

とくに費用の面に関しては明確に把握しておきましょう。

ボトックス注射の場合、継続的な治療が必要になるかもしれないからです。

そしていよいよ治療です。

ボトックスを治療する部位に注射注入します。

このとき麻酔をかけて注射を打つときの痛みを和らげる場合もあります。

通常の注射とボトックス注射の痛みは同じくらいだといわれています。

皮膚の表層部分にボトックスを注入するボトックス注射では、

治療する部位によってその治療時間は異なります。

範囲が顔全体のように広くなると1時間程度かかりますが、部分的な

シワであれば10分ほどで治療は終了します。

部分的な目じりや眉間のシワであれば一般的に3万円~6万円程度です。

当然ボトックス注射をする範囲が広がればその分費用も高額になります。

 

塗るボトックス化粧品

美容健康雑誌などで、ボトックス注射と同様に、塗るボトックス化粧品も

紹介されていることがあります。

ボトックス化粧品とはいっても、市販されているものは、

ボトックス成分が含まれているわけではありません。

アルジルリンというボトックスのような効果が得られる成分が

含まれている化粧品のようです。

手軽に毎日のスキンケアでシワが軽減できるということで、

人気を集めている美容化粧品です。

その価格はだいたい1万円前後のようです。

筋肉の動きを麻痺させるボトックスと同じような効果がこのアミノ酸の

一種であるアルジルリンにはあるようで、

顔のシワに有効だといわれています。

 

この化粧品は皮膚の薄い目元などに適しており、美容効果が

表れる目安としてはおよそ1ヶ月くらいです。

 

ボトックス注射は少し不安だという方、塗るボトックス化粧品に

興味のある方に人気があります。

 

今後は皮膚の厚い部分にも塗れるようになるボトックス化粧品も開発中のようです。

 

具体的な塗るボトックス化粧品の使い方ですが、まず洗顔後に

化粧水で肌の状態を整えましょう。

 

それからシワの気になるところにボトックス化粧品を丁寧に

ぬりこんでいきましょう。

 

ボトックスは塗りこんでから数分で乾いてきますので、乳液や

クリームなどの保湿化粧品で肌を保湿することが大切です。

 

塗るボトックス化粧品は普段のスキンケアとしてと一緒に使えるので便利です。