ピーリングジェルとは

ピーリング化粧品で、ジェル状になっているものを、ピーリングジェルといいます。

ピーリングジェルを使うときは、洗顔を済ませてから、顔の水分を取った状態で使います。

適量のピーリングジェルを手にとって伸ばし、マッサージをすることで、かすのようなものが出てきます。

肌にたまった汚れや角質が、このような形でかすになって出てくるのです。

ピーリングジェルを使う人は、こんな肌の汚れが落ちる様子がはっきりわかるような感じが、

心地よいのだそうです。

 

ピーリングジェルでのマッサージを終えたあとは、ぬるま湯で残りのないようにきれいに洗い流します。

 

ピーリングジェルによってマッサージをするときは、強くこすったりすると肌のきめが壊れるので、

力を入れずに指先でやさしくマッサージするようにすると効果的です。

 

ピーリングジェルを使用する際は、どうしても古い角質や汚れを落としたいという気持ちが

出てくるのは分かりますが、逆に肌を傷つけては本末転倒になってしまいます。

ピーリングジェルで肌をケアすると、肌表面は古い角質が取り除かれて均等になり、

肌に通り道ができて化粧水の成分が容易に吸収されるようになるのです。

ピーリングジェルを使用すれば、美肌成分はより浸透するようになるのです。たとえば肌がざらざらしていたり、

くすんで疲れているように見える人、また毛穴が目立つ人にもお勧めの商品です。

また、にきび跡が残っている人や化粧ののりが悪い人、そして肌が弱くてピーリングに踏み切れない人も、

ピーリングジェルを試すといいでしょう。

ピーリングジェルの使用頻度

ピーリングジェルは、肌の余分な角質や汚れを落としてくれるのですが、

どれくらいの頻度で使うと効果が出るでしょうか。

アメリカなどの外国で使われているピーリングジェルは、

一度使用するだけで肌に変化が現れるといわれています。

日本国内で行われているフルーツ酸配合のピーリングジェルの場合には、

必ず回数を重ねて使用する必要があります。

 

これは肌にできるだけ負担を与えないようにしながら、

ピーリングの効果を得るためなのです。

日本で使用されるピーリングジェルはピーリングの作用が緩やかなので、

洗顔時に繰り返して使うのです。

それにはターンオーバーを正常にしていくような使い方が適しています。

ピーリングジェルをどのような頻度で使うかは、その商品の種類によってそれぞれ違うようです。

使用方法をしっかり読めば、適切な使い方がわかるでしょう。

ピーリングジェルは、ph(ペーハー)というものも気をつける点で、選ぶ際はここにも注目しましょう。

皮膚科で使用されるケミカルピーリング剤のphは1~2です。

自宅でのピーリングに使う場合は、ph4~5くらいのものを使うと安全だといわれています。

もちろん、高濃度かつ低いpHのピーリングジェルは、絶対に危険ですので安易に使用しない方が賢明でしょう。

 

 

ピーリングジェル使用のメリット

ピーリングジェルの効果は、乾燥肌の角質を整え、毛穴の汚れをきれいに取り除くことなのです。

表皮の基底層で日々作られる細胞が変化して、表面の方へと押し上げられていくのが

角質細胞といいます。

古くなった角質細胞が、約28日の周期であかとなって肌表面から落ちること、

これが肌のターンオーバーなのです。

 

ピーリングジェルを使えば、この肌のターンオーバーが正常な状態になるのです。

肌がこのターンオーバーを正常に行っていると、肌は健康で若々しさを保っていくことができるのです。

乾燥などのトラブルを起こした肌はターンオーバが乱れ、古い角質が肌の表面に残ってしまいます。

肌がごわごわになったり、くすみができてしまったりします。

このような肌トラブルをなくすには、ピーリングジェルを用いた角質ケアが効果的なのです。

ピーリングジェルを使用して、肌表面の不要な古い角質を取り除いて、

ターンオーバーを円滑にすることによって、乾燥肌を改善し潤いのある肌を再生します。

ピーリングジェルを使うときにひとつ気をつけることは、肌に必要な角質まで取り除かないようにすることです。

ピーリングジェルにより必要な角質まで取り除くと保湿力、防御力が足りない角質細胞が生まれます。

それで肌がトラブルを起こしてしまうことになるので、気をつけなければなりません。